「Sibarist Booster」を購入したので感想でも

円錐ドリッパーに対応する22mmと平底ドリッパーに対応する45mmの2タイプ展開で、今回は普段から愛用している平底用の45mmを購入。22mmはペーパーもSibaristを使う前提の設計の為、やや敷居が高そうです。器具に関する詳細はkiguさんのWEBサイトが一番わかりやすいのでここでの説明は省略。

とりあえず時間をかけて効果を見ていこうと思っていますので、随時更新。一先ず挽き目等レシピは一切変えず、ブースターを足すだけという方式でやってみます。

単純に底が金色になるのでとても見やすいのが助かるのと、ペーパーがしっかり張り付いているのが実感できるのはありがたいです。生産上の都合なのか仕様なのかはわかりませんが、若干のバリがあるので押し込むように設置すると取るのが大変なので注意です。OREA使いの方は優しく置くだけで問題ないです。

粉の表情を見ていると流速は早めに感じるけれど、タイマーが示す数字を見る限りは落ち切りの速度は若干早いかなくらいで誤差レベル。味わいも大幅に変化は無いけれど、角が取れている印象。好みや表現したい味わいもあるので良し悪しでは測れませんが、個人的にはどの焙煎度の豆でも「今回は上手に抽出できたな」という時のバランスの良い味わいになってるかなと。

劇的に味わいが向上するということはありませんが、味わいのバランス感の変化はありました。底板があるような状態なので、コーヒーベッドの形状の変化と液体の流れが変わることで、味わいの変化が生じているんじゃないかなと。意外と力強い苦味のある深煎りの変化が一番わかりやすかった印象があるので、味わいがハッキリとしている豆だと効果が感じやすいかもしれません。

OREA等既に落ちるスピードの早いブリュワーよりは、FELLOW Staggやカリタのウェーブなど、平底かつ丸い穴が幾つも空いているタイプのブリュワーで用いるのが良さそうです。

ちなみにBOOSTERの収納は「エアロプレスGO」のフィルター収納ケース使うと良い感じでしたよ。BOOSTER種類増えるんだから公式で出して!というかもうsibaristがブリュワーも出せばいいのでは!?