「NANA Competition Wave Filters」と「Sibarist Booster」の併用

とある動画で、この2つを併用することで「疑似Sibarist化する」というプロの方の感想を見かけたので、面白そうだなと思い実際試してみました。ブリュワーは動画と同じく「OREA V3 MK2」を使用。

はいここで問題点が一つ。「OREA V3 MK2」はブリュワー底にある32個の突起があり、その突起でペーパーを支え、ペーパーと底に空間を作り抽出の一貫性とスムーズなお湯抜けを担保しているのですが、この突起のせいでブースターを平らに置くことがとても難しく、相性が良いとは言えません。そもそも突起で空間作ってるのでブースターの必要性も疑問ですので、ブースターをOREAで用いたいならMK2で採用された形状以外の底タイプが良いかなと。

一先ずこの組み合わせで試してみましたが、ブースターあり無しで味わいの変化はそこまで無いように感じます。個人的には無しの方が「OREAらしさ」が出ていて良いかなとすら思います。疑似Sibarist化についても、やっぱりSibaristはオンリーワンで、替えがきく感じでは無いかなと。豆を細かく、美味しいところだけを早くを目指していくと一定のところで限界が来て、結局Sibaristのみで良くね!?となりました。

これはあくまで上記の組み合わせなので、「NANA Competition Wave Filters」と「Sibarist Booster」の併用は可能性がまだまだありそうです。この組み合わせでこのレシピだと良かったぜ!とかありましたら教えて頂けると跳ねて喜びます。

皆さんの「美味しい」の追求の一助になれば幸いです。