自分以外の誰かの考える「美味しさ」が「好き」です。日々当たり前のように自分以外の誰かの考える「美味しさ」に触れているわけなのですが、コーヒーを飲みはじめてからは、この「好き」の思いが強くなったように感じます。それはきっとこのスペシャルティコーヒー専門店のように、私が美味しいと思うものだけを提供しますという「拘り」と「愛でる」ことから生まれる良いモノを感じ、もっと感じたいと心が動くからなのでしょう。鳥取県鳥取市からコーヒー豆が届きました。
というわけで「medel coffee」さんの「COLOMBIA Santuario BlackLimeHoney」を頂きました。柑橘類、ライムのような酸味が明るく鮮やかに広がります。レモンピールのようなスパイス感も。後からしっかりと甘さもやってきて、正に「ブラックライムハニー」という感じ。何度も何度も口に運んで味わいを確かめてしまうような、爽やかで甘いコーヒーです。焙煎から29日目が好み。美味しいです。
浅煎りは焙煎直後から2週間程エイジングすることでローストの香ばしさが取れ、酸味が落ちつくことで甘さも整い、より美味しくなるとのこと。早めに愉しみたい場合は、ワインのポアラーを使うと酸化を促進させ効果的だそうです。
RECIPE(浅煎り)
- 1.
ドリッパーにセットしたペーパーフィルターにお湯をかけて、紙の匂いを取り除きます。
- 2.
同時にカップにもお湯を少量注ぎ、温めておきます。(推奨温度90度くらい)
- 3.
中細引きに挽いた粉14gをフィルターに入れ、ドリッパーを軽く揺らして粉を平らにします。
- 4.
粉全体にお湯がいき届くように40g注ぎ、ドリッパーを持ち、円を描くように2、3回揺すり撹拌した後、30秒蒸らします。(この手間でフレーバーと甘さが大きく変わります)
- 5.
全体にお湯がいきわたるように、60g注ぎます。(総重量100g)落ちきる前にもう60g注ぎます(総重量160g)最後に75g注ぎます(総重量235g)※最終落ちきり3分以内に抽出できる挽き目に調整します。
- 6.
最後まで落ちきったらドリッパーを外し、お好きな器に注ぎお待ちください。
Citrusy, limey acidity spreads brightly and vividly. There is also a spiciness like lemon peel. The sweetness comes later, and it is truly "black lime honey. It is a refreshingly sweet coffee that makes you want to taste it over and over again. I prefer it 29 days after roasting. It is delicious.
ABOUT SANTUARIO
サスティナブルなコーヒー生産を目指し、スペシャルティコーヒーの生産に特化した先駆的な農園です。ブラックライムハニーと名付けたプロセスは、2回の発酵工程と彼らがMosstoと呼ぶコーヒーチェリージュースを使った独自の生産処理プロセスです。まずチェリーのまま密閉タンクににて98時間嫌気性発酵を行い、果肉除去後、再度モストジュースと共に75時間嫌気性発酵を行う事で、独特の風味を創り出しています。pH値をライムと同じpH値にしたことが名前の由来となっています。